iPhoneブラウザアプリWebHub - レビュー①Greasemonkeyスクリプトの使い方
Ver1.0.5以降に合わせて記事を大幅に編集しました!
『Google検索をしている時に、こんな機能があったら便利なのにな〜』
というような感じで、ウェブサイトを見ている人達の
『こうだったら良いのにな』
を実現してくれるWebHubというアプリのレビューです!
WebHub - アプリを起動できるブラウザ
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※アイコンがVer1.0.5になって変わりました!
iPhoneのウェブブラウザは標準のSafari、もしくは人気無料アプリのSleipnirを使っている人が多いと思います。
ですが、Greasemonkeyスクリプトというモノを使って、自分好みの使い勝手にカスタマイズできるのはWebHubだけです!
Greasemonkeyスクリプトとは
今回は例としてSocial bookmark counter on Google searchという機能を最初に紹介します。
この機能は例えば『進撃の巨人』とGoogle検索した時に、普通は
となるものが、こうなります。
検索結果の横に色のついた数字が出てきましたね。
これは濃い青が『Facebookのいいね!』、オレンジが『はてなブックマーク』、明るい水色が『Twitter』で話題になった数です。
他にもDeliciousやDiggというサービスにも対応していて、ソーシャルサービス上で話題になっているものがひと目で判るというスグレモノです。
この様に、Greasemonkeyスクリプトというのは、ユーザーがウェブページに無かった機能を、アプリの側から追加するモノなのです。
実際にGreasemonkeyスクリプトを追加する
最初は下準備
まずはUserScriptをカンタンに導入出来る様にします。(最初からこのスクリプトインストールしておいてくれたら良いのになぁ…)
WebHub公式マニュアルのUserScriptのページの1番下のリンクをWebHubでクリックします。
そうすると確認ダイアログが出るので、Yesで追加してください。
Yesをタッチした後、今インストールしたスクリプトを確認出来ますが、特に意味もないのでそのまま元の画面に戻って下さい。
ここまでで下準備は完了です。
この作業はもう繰り返す必要はありません。
スクリプトを追加する
最初に消化したSocial bookmark counter on Google searchを追加しましょう。
配布サイトにアクセスします。
右上の[ Install ]のリンクからアクセスすると謎の文字列が出てきます。
これがGreasemonkeyスクリプトです。
この状態で、ツールバーからアクションシートを呼び出します。
アクションシートの中に選択肢がずらりと並ぶ中から、下の方にある『Import UserScript』を選びます。
※↑の下準備を行なっていない場合、『Import UserScript』の選択肢が出てきません
後は下準備の時と同じく、確認ダイアログが出るので、Yesをタッチ。
後は元の画面に戻れば終わりです。
これでSocial bookmark counter on Google searchの機能が有効になりました!
やってみるととても単純な作業です。
ちなみに追加したGreasemonkeyスクリプトは、機能のオン/オフを自由に切り替え出来ます。
Greasemonkeyスクリプトのオン/オフ切り替え
設定画面を開きます。
[ UserScript ]を選択。
スクリプト管理画面になるので、機能のオン/オフは右側のチェックマークで切り替え出来ます。
こんな感じで、WebHubはどんどん機能を追加していくことが出来ます。
WebHubにオススメなGreasemonkeyスクリプト
Greasemonkeyスクリプトというのは元々はPC向けに作られた機能なので、WebHubのチカラを持ってしても上手く動作しないものもあります。全てのスクリプトが完全に動作するワケではありません。
その中でも、動作確認が出来たオススメな機能を少し紹介します。
oAutoPagerize 追記:Ver1.0.5にて標準機能になりました!
とっても有名。これもGoogle検索を便利にする機能です。
普通に検索していると、検索の2ページ目に行く時にナビゲーションの数字や矢印をタップする必要がありますよね。
これを完全に自動化してくれます。
検索1ページ目で、ある程度下までスクロールすると自動的に次のページを読み込んでくれるのです!!超便利!!
1ページ目の下までスクロールすると…
何もしなくても2ページ目を読み込んでくれる!!
素敵な機能です。
読み込みのスピードもなかなか良く、この快適さはやみつきになります。WebHub最高。
スクリプトはコチラ。
追記:Ver1.0.5にてWebHubの標準機能になりました!スクリプト無しで同じ事が出来ます!
Disable HATENA Keyword
『はてなダイアリー』と『はてなブログ』における『はてなキーワード』の機能を無効化します。
例えばWebHubの作者・和牛さんのブログで効果が確認できます。
今まで『はてなダイアリー』をiPhoneで読んでる時に、ついうっかりミスって関係ないキーワードをタッチしてしまう事が多かったので、個人的にかなり気に入ってる機能です。
Disable Hatena Keywords for Greasemonkey
その他のGreasemonkeyスクリプトを探すには
日本向けのスクリプトの一覧があるので、そこから探してみましょう!
様々なサイトを便利にするスクリプトが揃ってます。
Search for japan - Userscripts.org |
ニコニコ大百科の記事も少し見てみると良いと思います。
Greasemonkeyとは (グリースモンキーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 |
ただ、これらの全てのスクリプトが動作するワケではなく、動いてもiPhoneでは動作が重いモノもあります。
事実、いちばん最初に紹介したSocial bookmark counter on Google searchはiPhone4だと動作が重すぎて固まってしまったりします・・・
Greasemonkeyスクリプトで機能を追加する時は、最初はお試し気分でやってみると良いかもしれません。
今回はGreasemonkeyスクリプトの紹介が長くなってしまったので、いつかWebHubの他の機能も紹介できたらと良いなと思います。
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